「タツヤ、これ、ポチ」
レナ様が、アゴをしゃくりながら、タツヤくんに私を示されます。
「ポチ、この子、タツヤよ。私の第一奴隷。おまえは『タツヤ様』ってお呼び。おまえにとっては、タツヤもおまえのご主人様よ」
下賤の中年奴隷に、そうご紹介くださるレナ様・・・そのお声の調子に、なにか自慢げなものを感じる私です・・・
ああ・・・やはり・・・ショウタ様に次いで、この方も「タツヤ様」とお呼びしなければならないことが、正式にレナ様から告げられました・・・
レナ様のお言葉に、私の方を見られるタツヤ様・・・
その目は、とても優しく・・・ショウタ様と同じように、整ったお顔立ちが女性様を思わせる部分もあって・・・その趣味のない私でも、思わずドキリとしてしまいます・・・
「ポチ、おまえのことは、ご主人様から聞いているよ」
ささやくようなご口調で、口元に優しげな笑みを浮かべられ、目を細められる、タツヤ様・・・
まさに、レナ様とは「似合いのカップル」ならぬ「似合いの主従」といったところでしょうか・・・
それにしても、ずっと年下の同性奴隷に、初対面から「ポチ」「おまえ」と呼ばれてしまう私・・・
「最下等奴隷」の悲哀を感じてしまう私でした・・・
そして「ご主人様から聞いている」というタツヤ様のお言葉・・・もしかすると、「しょうもないヘンタイおやじ」として、他奴隷の間にまで名を轟かせている私なのでしょうか・・・
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