浅黒い肌に、白い歯を浮かべながら、丁寧な口調と物腰で説明してくれるドクターでした・・・
かなりのイケメン男性です・・・
もう、私にはわかりました・・・このドクターが、レナ様のおっしゃっておられた「パパ」なのだと・・・
「よろしく・・・お願いいたします・・・」
深々と、ドクターに頭を下げる私・・・もう、すべてを「パパ」さんにお任せしよう、お任せするしかない・・・そう決心した私。
「パパ」さんの態度は、私を安心させ、すべてを委ねようと思わすに足るものでもありました・・・
「パパ」先生のいわれた通り、処置は割合すぐに済みました。
私の鼻の仕切りに、鼻輪を通せる穴が開けられました・・・
術後のケアなどの注意を聴き・・・優しげな微笑で私を送ってくださる「パパ」先生に見送られながら部屋を出ると・・・待合室に、一人の少年がいました・・・
「あ・・・ショウタ様・・・!」
心の中で叫ぶ私・・・
待合室の椅子に腰掛けられていたショウタ様と、目が合います・・・
ショウタ様は、軽く頭を下げてはくれましたが・・・なにか体裁が悪そうなお顔で、すぐに目を伏せられてしまわれました・・・
「タカスギさん、どうぞ」
受け付けで呼ばれて、
「はい」
と返事される、ショウタ様・・・
ショウタ様のお姿は、奥の診療室へと消えていきました・・・
スポンサーリンク
♥♡♥その他動画・漫画(18禁)♥♡♥
コメント